ピーター・モリニュー、ゲームの体験版について物申す！

ピーター・モリニュー「体験版は嫌いだ、ゲーム本編の45分を無料で提供すべき」（Game*Spark）
「ポピュラス」や「フェィブル」シリーズで知られるゲームデザイナー、鬼才ピーター・モリニューがゲームの体験版に吠えた！以下、Game*Sparkの記事より抜粋



「私はデモが嫌いです。デモはゲーム体験の終わりだと思う」などと発言。
デモによってプレイヤーに多くを与えすぎることで、ゲームが完全に台無しになったり、
混乱させてしまうこともあると説明しています。

ゲームの最初の45分間を完全に無料でユーザーに与えるべきだと提案したそうです。～（中略）～ゲームの一部をプレイできるように作られた体験版ではなく、本編そのものの序盤が無料でプレイでき、気に入れば続きのエピソードにお金を支払う。このようなゲームの配信形式が、今後増える可能性もあるのでしょうか。


……って今更@barai（アットバライ）かよ！

～@barai（アットバライ）とは～ セガのDCソフト「エターナルアルカディア」で採用された販売形式。 ゲーム全編を遊べるフルプライスのパッケージ版、ゲームの序盤だけ遊べる1000円の @barai（アットバライ）版がそれぞれあり、@barai（アットバライ）は追加料金を払うことで、残りのゲームをアンロックして全編遊べるようになる。 ファミ通にエターナルアルカディアの@barai（アットバライ）版が付録でついてきたりして一時話題になった（今は亡きゲーム批評が盛んに叩いてた）　※写真はフルプライスパッケージ版

@barai（アットバライ）での販売方式を”世界初”と高らかに宣言するセガの告知ページ（2000年8月4日）http://sega.jp/corp/release/2000/0804/

世界初 ドリ－ムキャストで「@barai(アットバライ)」を開始 消費者の購入意志決定と場所がインターネットに移る (株)セガ･エンタープライゼス(本社：東京都大田区、代表取締役会長兼社長：大川 功)は、ドリームキャストの特長であるインタ－ネット機能を利用した、ゲームソフトの画期的な販売方式ともいえる「@barai(アットバライ)」を、開始致します。 @barai(アットバライ)対応ソフトは、2000年10月5日発売予定の「エターナルアルカディア」を皮切りに今期中に約15タイトルの発売を計画しており、今後対応ソフトを拡大していく予定です。

しかし実際採用されたのは「エターナルアルカディア」と「ハンドレッドソード」の2タイトルだけであった…


さらに@barai（アットバライ）から半年もたたないうちにドリキャスが撤退

セガのハード事業撤退を伝える記事
セガ，ドリキャス製造中止を正式発表，「バーチャファイター」「サクラ大戦」をPS2へ

どうしてこうなった



話が脱線したけど地雷が回避できるしユーザーにとっちゃありがたいわな、体験版